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調査の方法-卒業論文作成のために

多くの大学で、卒業の要件として「卒業論文」があります。略して「卒論」です。愛知学院大学ではA4縦書きの用紙200字詰にして60枚以上を手書きないしワープロ入力で記入して、4年生の12月の所定の期日に提出しなくてはなりません。けっこうたいへんです。卒論は多くの学生にとって、生涯ただひとつの論文ですが、これを成し遂げることには大きな意義があります。ただ授業を聞くだけではなく、自分で問題をたててそれを学問的に解決していくその過程には多くの発見があり、大学での学問の集大成として意味があります。また社会人として必要な調査力・論理力・叙述力を鍛えることにもなります。卒論を書き上げたとき、そのテーマについては世界一詳しいのだという達成感があれば最高です。ぜひ楽しんで卒論を書いてください。

以下は卒論についての私の私的な考えです。        
 
論文とは 自分でテーマを決めて、問題を設定し、そのための資料や文献を集めて、他人の意見を参考にしながら「仮説」を立て、史料によりそれを「実証」して、自分なりの結論を導き出すために「論じる」もの。

大切なこと 
1 スケジュールをたてて、進行すること。おおまかな研究計画を立てましょう。一日少しずつでも進めることが大切で、電車のなかや待ち時間も案外使えるもの。時にはまとまった時間を作って調査などをしましょう。
2 どのような論文にしたいのか、自分なりのイメージを早く作ること。テーマにより、作業型(史料あり)か、文献まとめ型(研究史あり)か、ある程度傾向が決まります。できれば両者を複合するものであってほしい。
3「ウィキだけ」「コピペ」は脳が軟化し、盗作となるので、やめましょう。
4 やっている作業や、これからすべきこと、ひらめいたことなど、こまめにノートに記録する。卒論ノート、卒論ファイルを作り、作業を整理します。

用意するもの
 パソコンと基本ソフト[ワード・エクセル・アクロバットリーダー]
 USBに接続できる記録媒体 ノート・コピー等整理用ファイル 
 調査が必要ならデジタル カメラ 
※コピー代や調査のための交通費が、けっこうかさみます。遠隔地調査が必要かどうか、必要な史料や文献が手に入りやすいかどうかも、けっこう重要です。

 
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