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ジャスパー・ウェア「ザ・ダンシング・アワーズ」。はじめはツヤけしでざらざらしているが、使いこむと光沢がでてくるそうだ。薄紫の地色に白いカメオ細工のような踊る女神たちのレリーフをはりつけたこのカップは、職人の手技が感じられる逸品。

Wedgwood Vase Maker General

ジョサイア・ウェッドウッドは、陶器の町ストーク・オン・トレントのバースレムの焼き物師の家に1730年に生まれ、子供の頃に天然痘にかかって片足を切断したことから新作品の企画・開発・営業への道を歩んだ。リバプールの商人トーマス・ベントリーと共同経営を行い、その古典美術の教養に影響を受けている。1759年に独立して、バースレムで開窯。1765年に陶器であるクリームウェア、1774年には硬質で素地そのものに色を含有させたストーンウェアのジャスパー・ウェアを開発した。その息子は磁器に50パーセント以上の骨灰を混ぜたつややかで透光性のあるファイン・ボーン・チャイナの製品化に乗りだし1812年頃に成功したが競争に負けて1822年頃には市場から撤退し、1878年に再開している。

なお進化論を唱えたダーウィンはジョサイア・ウェッドウッドの娘の子供にあたる。

1922フェラーラの受け皿